2017年9月25日月曜日

学校に行く意味を見いだせなくなってしまった。
学校に行くことで得られること、学べることは今しかできないこと。よく言うけど、それは本当に必要なことなのか。
高校に行かずに成功した人たちを何人も見てきた。それが一握りでしか無いことはわかっているけども、その人達は無駄な努力をしなかったということなのではないのか?
それでも今日も課題をやらなければならない。
予習、復習、予習、復習。繰り返すだけの日々。
もう、飽きました。もう、疲れました。

深夜、課題をやりながら聞くラジオ。僕の逃げ込む先。
笑う声、陽気な音楽たち、かかる曲の数々。
その世界は、輝いていました。私には絶対に届きません。
こなすだけの日々。ものにならない。
まさに、無駄な努力。無駄な時間。
諦めて、心を無にして、自分の気持ちを殺して、一瞬だけの達成感を味わって。
自分は、それで満足なんですか。
自分は、それで何かを果たした気になれるんですか。
それが自分のやりたかった事ですか。
やりたいことって、自分にとって何になるんですか。

2017年9月23日土曜日

人間など愚かな生き物で。

「朝起きて、昼になって、夜になる。
それだけの世界で、僕はなぜ生きなくてはならないのでしょう。」
あるところに、このような疑問を持った少年がいました。
少年は、生きる意味を探していました。
それにはに答えがないことを知らずに。
少年はやがて年老い、そして死にました。
もちろん生きる意味は見つかりませんでした。
それでも少年は、最後にここまで生きてこれて幸せだったと言いました。

また、あるところには少女がいました。
「私は夢をかなえるために生きているの。」
少女は、生きる意味は夢をかなえることだと考え、夢をかなえては次の夢を探しながら生きていました。
そしてある日、夢をかなえ続けるだけの生活に飽きてしまいました。
夢をかなえ続ける生活に飽きてしまった彼女は、はじめて現実を見ました。ずっと希望のある夢を見ていた彼女は、全てを見てしまい現実に絶望しました。
その少女は、夢をわすれ、年老いて死んでいきました。
夢を忘れた彼女は、それでも最後は今まで生きてこられて幸せだったと言いました。

あるところに男がいました。
男は、自分の持った目標に向かって真剣に向き合っていました。
そして、男は自分の目標に到達しました。
男は野心家であったため、そんなところで諦めませんでした。
次の目標をもって、進み始めました。
男はいつも、「目標を持ち続けることで、人生を退屈せずに過ごせるさ。」と言っていました。
ある日、男は病に倒れました。その病はひどく、どうしようもないものでした。
しかし男はあきらめません。
男は最後まで病魔と戦いましたが、結局死にました。
それでも男は、最後にはいろんな人に支えてもらえて自分は幸せだったと思いました。

あるところに女がいました。
女は、世界のどこかにあるという希望を探していました。
希望を見つけるためにいろいろなことをしました。
しかし希望などというものは見つかりません。
女はそのうちにやる気をなくしました。
希望などただの幻想ではないのか?そう思いました。
そして最後には死にました。
しかし女は死ぬ間際に、希望を見つけました。
それは希望を探そうとしていた気持ちそのものでした。