なんだかんだ言っていたが、結局普通にオリエンテーリングは始まった。
最初、係の人から説明を受けて、専用のコンパスと地図を受け取り、班ごとに解散。
〔ここで宝玉式オリエンテーリングのルールを説明しよう!!
宝玉式は通常のオリエンテーリングと違い、二時間という制限時間内にできるだけ多くのチェックポイントを通過するというものだ。
またチェックポイントごとに問題が設置されていおり、問題の正解数とチェックポイントの発見数の二つの評価の総合得点を競うのだ。
そして今回は裏ルールとして本部である広場から近ければ近いほど難しい問題、遠ければ遠いほど簡単な問題が設置されている。〕
俺たちの班は御門さんの提案で、まず最初に近くのチェックポイントをいくつか通過し、遠くに移動しながらその問題の答えを考える。そしてぐるっと一周してきた後にまだ時間があれば近くの問題を虱潰しに通過するという作戦にした。
「じゃあ、近くの問題を解いていこうか。」
【チェックポイント1】
もとの数とふるい数から答えを導け
はむよろやてこ
りすとこやとく
にげおたはだら
みたのがしたる
「これさっぱりだわ」
「はいパス」
「あれ、これ・・・」
「え、西原さんわかったの!?」
「あっ、いや!?まだだけど?」
【チェックポイント2】
この学校の校風は?校訓は?学校のモットーは?
「え、校風と校訓の違いってなんだっけ」
「はいパス」
【チェックポイント3】
この中でどれがおかしい?
ア:犬
イ:猫
ウ:猿
エ:キリン
「え、これ簡単じゃない?」
「普通にエだよね」
【チェックポイント4】
ある人は言いました
『8(2×5)(6÷2)(7-4)は6!』
果たしてどういう意味?
「この人があほだったとか?」
「いやそれはないから。」
俺たちはあんまり自信が持てないまま、近くの問題を見ていくのだった…
2016年8月16日火曜日
2016年8月2日火曜日
島川恭一の夏。
入道雲が遠くに見え、蝉が五月蠅く鳴いている。
強い陽射しに照らされながら、島川恭一は低い唸り声をあげた。
「あっっっっっつい!!」
隣で色白ツインテールの恭一の彼女、七隈名波は苦笑する。
「夏だねえ...」
「お前余裕だな。日焼けとか嫌じゃないのか?」
「鍔広の帽子だから安心。」
小さくため息をつく。
「それ俺がかぶっても絶対似合わないよなあ。」
つくづく男は不利な生き物だと感じる。いつもそうだ。女は気ままなのに。学校でも端に追いやられ、何かというと、女は弱いんだからもっと守れだの、かと思えば男臭いから寄るな。じゃあどうしろと、と聞くと
「もうほっといて」
と言う癖にいつも構って欲しそうにしている。七隈名波。彼女は、どこかそういう人とは違う一面を持っていたのかもしれない。
###
彼女と会ったのは二年前の夏。当時から流行っていたSNSだった。同じ学校の人という認識で相互フォローはしていたものの、全く面識もなければ、SNS内で話をしたことがあるわけでもなかった。
それはタイムラインで起きた出来事だった。彼女は同じクラスのいじめっ子女子、鳳翔院綾子に目をつけられ、彼女が投稿するだけリプライで
『キモい投稿すんな』
『顔も見たくない。学校やめろ。』
『こいつ、本名ななくまななみって言うんだってwwだっせー名前ww』
などの誹謗中傷を。
最初は相手にしていなかったが、だんだん投稿も減ってきて、目に見えて衰弱しているような投稿が増えた。
俺は知り合いでもないし、最初は名波も気にしてなさそうだったから触れていなかったが、だんだん腹が立ってきた。
そしてある日、
『学校やめないんなら殺してあげようか?』
という投稿で堪忍袋の緒が切れた。
『フォロー外からすまん。いつもいつもTL荒らしをしやがるやつがいたから言わせてもらう。一体何なんだ?いじめて楽しいか?見てて腹が立つんだけど。もうこれ以上こういうことやめろ。』
すっきりした。
ここで終わりで、まあ無視されるだろうと思っていたが、意外なことが起きた。
『島川の言う通りやほんとむかつくやめろ』
『お前を殺すぞ』
『みんなでこいつの垢BANしようぜ』
などのリプライが返ってきた。
なんと。みんな思ってたことだったんだ。
それ以降、名波とはよく話すようになったし、そのいじめっ子は姿を出さなくなった。
###
そして去年の夏、また事件が起きた。いつもSNSで話しているみんなで夏祭りに行こうという話になった。
そしてその日、少し目を離したすきに彼女がどこかへ消えていた。みんなで探していると、例の鳳翔院(とその彼氏らしき人)に絡まれていた。
「何その浴衣wwだっさww」
ほんとこいつダサいって言葉好きだなと思いながら、声をかける。
「何やってんの七隈さん。」
「おお島川君。こいつが一人でうろうろしてたから保護してあげたのよ。全くダメでしょー彼女を置いていっちゃーwwwいや、こんな人と付き合ってるわけないかwwブスと付き合いたくなるわけないよねーww」
かっちーん。ほんとに頭に来た。こいつ、人をイライラさせる才能があるんじゃねーのか?
「いや、俺は好きだよ。」
「え、」
「俺は七隈さんのこと好きだよ。いつもいつも苦労してるのにそれを全く表に出そうとしないし、一人で傷ついちゃってさ。なんか、すげー守ってあげたくなる。」
「もう!あんたらいちいちうぜー!!なんでもかんでも否定しやがって!!もういいよ!雄介!こんなやつらほっとこ!」
などとかませ犬のような捨て台詞を残して、あいつらは去った。
「...なんかごめんな。俺に好きとかいわれて、いやだっただろ?」
すると、少し先を歩いていた彼女は言った。
「...しかったな。」
「え?」
彼女はこっちを振り返りながら、まぶしい笑顔でいった。
「うれしかったなって!!去年も、今日も。助けてくれた。いつも話を聞いてくれるし。今回の祭りも、ずっと楽しめた。...私は好きだよ。付き合ってください!!」
そして、俺たちは付き合い始めた。
###
「そうだな。夏だな。」
「うん。いっぱい楽しもうね。」
「ああ。高校最後の夏だ。これからも...幸せでいような。名波。」
「何急にww」
「何もないよ。ただ、言いたくなっただけ。」
「...うん。ずっと。幸せに。」
強い陽射しに照らされながら、島川恭一は低い唸り声をあげた。
「あっっっっっつい!!」
隣で色白ツインテールの恭一の彼女、七隈名波は苦笑する。
「夏だねえ...」
「お前余裕だな。日焼けとか嫌じゃないのか?」
「鍔広の帽子だから安心。」
小さくため息をつく。
「それ俺がかぶっても絶対似合わないよなあ。」
つくづく男は不利な生き物だと感じる。いつもそうだ。女は気ままなのに。学校でも端に追いやられ、何かというと、女は弱いんだからもっと守れだの、かと思えば男臭いから寄るな。じゃあどうしろと、と聞くと
「もうほっといて」
と言う癖にいつも構って欲しそうにしている。七隈名波。彼女は、どこかそういう人とは違う一面を持っていたのかもしれない。
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彼女と会ったのは二年前の夏。当時から流行っていたSNSだった。同じ学校の人という認識で相互フォローはしていたものの、全く面識もなければ、SNS内で話をしたことがあるわけでもなかった。
それはタイムラインで起きた出来事だった。彼女は同じクラスのいじめっ子女子、鳳翔院綾子に目をつけられ、彼女が投稿するだけリプライで
『キモい投稿すんな』
『顔も見たくない。学校やめろ。』
『こいつ、本名ななくまななみって言うんだってwwだっせー名前ww』
などの誹謗中傷を。
最初は相手にしていなかったが、だんだん投稿も減ってきて、目に見えて衰弱しているような投稿が増えた。
俺は知り合いでもないし、最初は名波も気にしてなさそうだったから触れていなかったが、だんだん腹が立ってきた。
そしてある日、
『学校やめないんなら殺してあげようか?』
という投稿で堪忍袋の緒が切れた。
『フォロー外からすまん。いつもいつもTL荒らしをしやがるやつがいたから言わせてもらう。一体何なんだ?いじめて楽しいか?見てて腹が立つんだけど。もうこれ以上こういうことやめろ。』
すっきりした。
ここで終わりで、まあ無視されるだろうと思っていたが、意外なことが起きた。
『島川の言う通りやほんとむかつくやめろ』
『お前を殺すぞ』
『みんなでこいつの垢BANしようぜ』
などのリプライが返ってきた。
なんと。みんな思ってたことだったんだ。
それ以降、名波とはよく話すようになったし、そのいじめっ子は姿を出さなくなった。
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そして去年の夏、また事件が起きた。いつもSNSで話しているみんなで夏祭りに行こうという話になった。
そしてその日、少し目を離したすきに彼女がどこかへ消えていた。みんなで探していると、例の鳳翔院(とその彼氏らしき人)に絡まれていた。
「何その浴衣wwだっさww」
ほんとこいつダサいって言葉好きだなと思いながら、声をかける。
「何やってんの七隈さん。」
「おお島川君。こいつが一人でうろうろしてたから保護してあげたのよ。全くダメでしょー彼女を置いていっちゃーwwwいや、こんな人と付き合ってるわけないかwwブスと付き合いたくなるわけないよねーww」
かっちーん。ほんとに頭に来た。こいつ、人をイライラさせる才能があるんじゃねーのか?
「いや、俺は好きだよ。」
「え、」
「俺は七隈さんのこと好きだよ。いつもいつも苦労してるのにそれを全く表に出そうとしないし、一人で傷ついちゃってさ。なんか、すげー守ってあげたくなる。」
「もう!あんたらいちいちうぜー!!なんでもかんでも否定しやがって!!もういいよ!雄介!こんなやつらほっとこ!」
などとかませ犬のような捨て台詞を残して、あいつらは去った。
「...なんかごめんな。俺に好きとかいわれて、いやだっただろ?」
すると、少し先を歩いていた彼女は言った。
「...しかったな。」
「え?」
彼女はこっちを振り返りながら、まぶしい笑顔でいった。
「うれしかったなって!!去年も、今日も。助けてくれた。いつも話を聞いてくれるし。今回の祭りも、ずっと楽しめた。...私は好きだよ。付き合ってください!!」
そして、俺たちは付き合い始めた。
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「そうだな。夏だな。」
「うん。いっぱい楽しもうね。」
「ああ。高校最後の夏だ。これからも...幸せでいような。名波。」
「何急にww」
「何もないよ。ただ、言いたくなっただけ。」
「...うん。ずっと。幸せに。」
2016年7月29日金曜日
~平凡で平和な世界~ⅩⅩⅣ
二日目の朝、やはりテンションが上がっているのか四時過ぎに目が覚めた。
そして気づく。
「だいぶ異常事態?」
「そうだ。」
「お、おう。」
昨日の夜中、かなり話が盛り上がって、深夜まで話し込んでいたのに、だ。起床からの行動は自由だったので、さっさと支度をして集合場所である東広場に行く。
東広場には先生も生徒も一人もいなかったが、昨日の時点で準備されていたと思われる謎の箱があった。
誰もいないのを確認して、勝手に中を確認する。何も入ってなかった。
そうこうしていると向こうから誰かがきた。
見覚えがないので多分同じクラスではない。
なぜか相手から話しかけてきた。
「この前文芸部の部室に来てたやつだよな」
ん?こんな奴いたか?
「え、文芸部の人?」
「ああ、部長の津島幸助という。」
文芸部っぽい名前だな。ってか、
「一年に部長っているんだ。」
「うちは不甲斐ない様な奴ばっかだったからな。おれに代わってくださいって言ったら一瞬で変わってもらえた。」
へー。そんなもんなんだ。やっぱりあの部活はいらんでよかったわ。
「ところでお前、一つだけいいか。」
「何」
「部長連にだけ伝達されていることなんだが、今日の研修で生徒に向けての何かしらの攻撃行為があるらしい。だからお前はそれが起きた瞬間に近くの奴全員連れて逃げてくれ。逃げる場所はこの地下にある教会だ。今宗教研究会の野村先輩がサンクチュアリを築いてくれている。あの人の能力は自分に悪意を持って近づいてくる人間を問答無用ではじくというものだから、絶対安全のはずだ。」
え、理解が遅れる。東広場には先生も生徒も一人もいなかったが、昨日の時点で準備されていたと思われる謎の箱があった。
誰もいないのを確認して、勝手に中を確認する。何も入ってなかった。
そうこうしていると向こうから誰かがきた。
見覚えがないので多分同じクラスではない。
なぜか相手から話しかけてきた。
「この前文芸部の部室に来てたやつだよな」
ん?こんな奴いたか?
「え、文芸部の人?」
「ああ、部長の津島幸助という。」
文芸部っぽい名前だな。ってか、
「一年に部長っているんだ。」
「うちは不甲斐ない様な奴ばっかだったからな。おれに代わってくださいって言ったら一瞬で変わってもらえた。」
へー。そんなもんなんだ。やっぱりあの部活はいらんでよかったわ。
「ところでお前、一つだけいいか。」
「何」
「部長連にだけ伝達されていることなんだが、今日の研修で生徒に向けての何かしらの攻撃行為があるらしい。だからお前はそれが起きた瞬間に近くの奴全員連れて逃げてくれ。逃げる場所はこの地下にある教会だ。今宗教研究会の野村先輩がサンクチュアリを築いてくれている。あの人の能力は自分に悪意を持って近づいてくる人間を問答無用ではじくというものだから、絶対安全のはずだ。」
そして気づく。
「だいぶ異常事態?」
「そうだ。」
「お、おう。」
2016年7月28日木曜日
超重要!!!!
登場人物の名前でggろうと思って、「平野拓也」でggったところ!!日本マイクロソフト代表取締社長とのこと!!
即刻改めたいと思います。
名前は平野拓海君です。
今度こそ間違いないので安心してください。
今後も再発防止に努めるとともに、さらなる面白い作品の執筆に努めたいと思います。
即刻改めたいと思います。
名前は平野拓海君です。
今度こそ間違いないので安心してください。
今後も再発防止に努めるとともに、さらなる面白い作品の執筆に努めたいと思います。
2016年7月23日土曜日
~平凡で平和な世界~ⅩⅩⅢ
今日のスケジュールは、まず最初に昼ごはん。その後に源山という山に登り、山頂でクラス写真撮影。そのあとに夕飯、入浴、班別会議、就寝という流れらしい。
源山はそれだけ高くはない山だったが、山道は整備されているわけではなく、ザ・登山だった。その分登った時の達成感もあり、山頂からの景色はとても素晴らしかった。ちなみに降りるときに何人か岩などのコケで滑って泥だらけになっていた。俺は滑らなかった。
昼もそうだったが、夕飯もなかなかおいしくて、とても充実した一日になったと感じた。
そして入浴。集団行動あるあるで、入浴時間はたった十五分しかなかった。
「お前ら急げよー」
この先生からのプレッシャーもみんな一度は体験したことがあるのではなかろうか。
まあ、遅れることもなく何とかなった。班別会議。しかしその前に係ごとに分かれて今日の反省と明日の行動の確認。保健係の係長は一組の日向夏(ひむかい なつ)さんだ。思いやりがあって、尚且つ、いつもみんなを盛り上げてくれる人だ。
「皆さん一日目お疲れ様でしたー。なんとっ!!皆さんのおかげかは不明ですが、一日目、滑って泥だらけになった人もいましたが、活動中における体調不良者、怪我人どちらもゼロでしたっ!いえーい!!あれ、テンション低い!?」
まあ、少し空回りする人だが。
さて、話し合いも終わったので班ごとに明日の活動の確認だ。
特活係の御門さんが
「明日は班別のオリエンテーリングがあります。帽子忘れないようにねー」
次に保健係の俺が、
「帽子忘れたって人はいないと思うけど、もしもの場合は先生に言うか保健係に言ってくれれば貸すって。」
環境係の西原さんが、
「バスのなかに落とし物が何個かあったらしいから、心当たりのある人がいたらこの後川野先生のところに確認しに言ってね。」
生活係の音尾さんが、
「もいいうことないよー」
班長係の牧君が、
「話し合い終わり~」
はい解散。って、こんな簡単なもんでいいのか。
源山はそれだけ高くはない山だったが、山道は整備されているわけではなく、ザ・登山だった。その分登った時の達成感もあり、山頂からの景色はとても素晴らしかった。ちなみに降りるときに何人か岩などのコケで滑って泥だらけになっていた。俺は滑らなかった。
昼もそうだったが、夕飯もなかなかおいしくて、とても充実した一日になったと感じた。
そして入浴。集団行動あるあるで、入浴時間はたった十五分しかなかった。
「お前ら急げよー」
この先生からのプレッシャーもみんな一度は体験したことがあるのではなかろうか。
まあ、遅れることもなく何とかなった。班別会議。しかしその前に係ごとに分かれて今日の反省と明日の行動の確認。保健係の係長は一組の日向夏(ひむかい なつ)さんだ。思いやりがあって、尚且つ、いつもみんなを盛り上げてくれる人だ。
「皆さん一日目お疲れ様でしたー。なんとっ!!皆さんのおかげかは不明ですが、一日目、滑って泥だらけになった人もいましたが、活動中における体調不良者、怪我人どちらもゼロでしたっ!いえーい!!あれ、テンション低い!?」
まあ、少し空回りする人だが。
さて、話し合いも終わったので班ごとに明日の活動の確認だ。
特活係の御門さんが
「明日は班別のオリエンテーリングがあります。帽子忘れないようにねー」
次に保健係の俺が、
「帽子忘れたって人はいないと思うけど、もしもの場合は先生に言うか保健係に言ってくれれば貸すって。」
環境係の西原さんが、
「バスのなかに落とし物が何個かあったらしいから、心当たりのある人がいたらこの後川野先生のところに確認しに言ってね。」
生活係の音尾さんが、
「もいいうことないよー」
班長係の牧君が、
「話し合い終わり~」
はい解散。って、こんな簡単なもんでいいのか。
2016年7月22日金曜日
~平凡で平和な世界~ⅩⅩⅡ
いろいろあって到着した。『浅木乃坂カルチャーセンター』
ここは地域の中でも最大規模を誇る複合型レジャー施設、らしい。
ここならキャンプ施設も宿泊施設もあり大変便利とのこと。 今回の研修は二泊三日だ。(一か月前配布のしおり辞書参照。)
「西原さん大丈夫?」
「うん、なんとか…途中の休憩でお母さんが酔い止め持ってきてなかったら危なかったけど。」
そう、西原さんは途中で先生の秘奥義である「保護者召喚」(異能ではない。)を発動させたのだ。
先生がみんなに声をかける。
「全員ちゅうもくー。今回の研修には校長先生も来ているから、いつも通りにして、はしゃぎすぎないように。先生が抑えられなくなったら、異動になるのは先生なんだからなー。」
知らねえよという目でみんなが先生を見る。
「じゃあいったん荷物を部屋において来い。カギは部屋長が取りに来いよー。」
俺の部屋のメンバーは、
30番平野拓海
31番 昼間満
34番平安純真
37番牧直人
38番真崎仁
の五人だったはず。で、部屋長は真崎仁。
部屋は229号室。つまり二階の29号室。でかい施設だな。
真崎のカギで部屋に入ろうとする。が、扉があかない。
「え、」
「おまえ、カギ間違えた?」
「いや暗証番号式の電子ロックだし間違えようがないと思うんだが、まず電気が通ってないのか、動く気配すらしない。」
ここで牧君が気を利かせて
「先生呼んでくるよ」
ここにいても意味がないので、
「俺も行くよ。」
といって、二人で部屋の前を離れた。
広いところに出たところで思い出す。
「俺ら先生のいるとこ知らないじゃん!!」
「そうだったね。どうしようか。」
すると後ろから声が。
「おーい二人とも!開いたよ!」
戻ったら本当に開いていた。一体さっきは何だったんだ。
とりあえず荷物を置いて、必要なものを持って集合場所に戻った。
ここは地域の中でも最大規模を誇る複合型レジャー施設、らしい。
ここならキャンプ施設も宿泊施設もあり大変便利とのこと。 今回の研修は二泊三日だ。(一か月前配布のしおり辞書参照。)
「西原さん大丈夫?」
「うん、なんとか…途中の休憩でお母さんが酔い止め持ってきてなかったら危なかったけど。」
そう、西原さんは途中で先生の秘奥義である「保護者召喚」(異能ではない。)を発動させたのだ。
先生がみんなに声をかける。
「全員ちゅうもくー。今回の研修には校長先生も来ているから、いつも通りにして、はしゃぎすぎないように。先生が抑えられなくなったら、異動になるのは先生なんだからなー。」
知らねえよという目でみんなが先生を見る。
「じゃあいったん荷物を部屋において来い。カギは部屋長が取りに来いよー。」
俺の部屋のメンバーは、
30番平野拓海
31番 昼間満
34番平安純真
37番牧直人
38番真崎仁
の五人だったはず。で、部屋長は真崎仁。
部屋は229号室。つまり二階の29号室。でかい施設だな。
真崎のカギで部屋に入ろうとする。が、扉があかない。
「え、」
「おまえ、カギ間違えた?」
「いや暗証番号式の電子ロックだし間違えようがないと思うんだが、まず電気が通ってないのか、動く気配すらしない。」
ここで牧君が気を利かせて
「先生呼んでくるよ」
ここにいても意味がないので、
「俺も行くよ。」
といって、二人で部屋の前を離れた。
広いところに出たところで思い出す。
「俺ら先生のいるとこ知らないじゃん!!」
「そうだったね。どうしようか。」
すると後ろから声が。
「おーい二人とも!開いたよ!」
戻ったら本当に開いていた。一体さっきは何だったんだ。
とりあえず荷物を置いて、必要なものを持って集合場所に戻った。
2016年7月21日木曜日
お知らせ
本日より、小説家になろうへの投稿を行います。
別にこちらへの投稿が遅くなるというわけではなく、こちらに投稿したものと並行的に投稿をしていくというだけです。
ここまで見てくださった方の中にも小説家になろうのほうへ会員登録をされている方もいらっしゃると思いましたので、お知らせさせていただきました。
別にこちらへの投稿が遅くなるというわけではなく、こちらに投稿したものと並行的に投稿をしていくというだけです。
ここまで見てくださった方の中にも小説家になろうのほうへ会員登録をされている方もいらっしゃると思いましたので、お知らせさせていただきました。
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